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Nine Algorithms

一般

夏休みの暇な時間に本を読もうと思って、タイトルに惹かれて以下の本を読んでみた。

世界でもっとも強力な9のアルゴリズム

世界でもっとも強力な9のアルゴリズム

アルゴリズムは、数式などを全く使わず説明しているため、専門知識をほとんど要求していない。
そのため、細かいところは深入りせず思い切って切り捨てているため、この本を読んだからといって、実装できたりするわけではない。
ただ、それでも読む価値があると思う。
というのも、説明するために、できるだけ身近な例を使っているので、コンピュータという特別な物を意識しなくていいから。
つまり、アルゴリズムの着想自体は、コンピュータに関係なく、人間が昔からやってきたことと似ているということを意識させてくれる(検索エンジンが利用している索引付けなど)。
ただし、着想自体はシンプルかもしれないけど、数学的に証明したり、実際にコンピュータ上で実装して、実運用に耐えるようにするには、専門的な知識が必要で、かなり難しいということは主張しておきます。

まぁ、普通の人がアルゴリズムについて知ってどうなるんだ?ってのはあるけど、それはイントロダクションで著者も言っている。
ただ、「コンピュータによって処理されている何か」に接した時に、なんとなく動作原理がイメージできるというだけでも十分に価値があると思う。
毎日のように利用する検索エンジンやオンラインショッピング時の「https」の通信やjpegなどの圧縮されたフォーマットなどについて、その原理の細かいところまではわからなくても、なんとなくわかるだけで楽しめると思う。

あと、個人的に、「ハフマン符号」は、デビッド・ハフマンがMITのレポートの解答として書いたものだったというエピソードに驚いた。
ハフマンすげー。

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