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統計処理の勉強メモ(2)

統計学

以下の本を読みました。

1億人のための統計解析 エクセルを最強の武器にする

1億人のための統計解析 エクセルを最強の武器にする

Amazonの評価はとても低いですが、私自身は良いなと思う部分もけっこうありました。というのも、まず、ビジネス的な価値を意識している点です。やっぱり、この視点ってけっこう重要だと思うんですよ。企業とかでやろうと思うと、ある程度お金が発生しているんで、どうしたって最終的には誰かに説明しないといけないタイミングって来るはずで、そういう時に、ビジネス的な価値を意識していないと困ると思うんです。そういったビジネス的な価値と統計処理をどう結ぶかってことが最初の40ページぐらいに書かれていて、ここだけでも読む価値があるかなと。私みたいに統計素人には、統計処理の厳密さよりも、とりあえず何か結果だせるメソッドやフレームワークを提示してくれるってのは、けっこうありがたい。その後、興味があれば、より詳細に学べればいいかなって思います。

あとは、もう、そこらのExcelの解説書より丁寧じゃね?ってぐらいExcelでの統計処理に特化して説明してくれているところですね。エンジニア系の人と付き合っているとExcelの話題なんてあまり出ないですけど、ふつうの人ってやっぱりExcelなんですよね。そういった人たちに、統計処理の効果を伝えようと思ったら、Excelでできるっていうのは大きいと思うんですよ。

なので、この本は、ガチの人にはウケないと思いますが、会社で急に統計処理に取り組むことになった企画部門の人とかにはオススメです。とりあえず、Excelでなんかできますし、フレームワークでどんな分析をするか?まで明確にできれば、プロの人にアウトソースできますしね。著者が「一億人の」って言っているのはこのあたりかなって気もします。全員が全員、Rとかその他もろもろの専用ツールの使い方を知る必要ってない気がしますし。うまく分業できるのが良いような気がします。

ただ、私は、もう少し詳細な部分に興味が出てきたので、Twitterで情報を調べて、ガチっぽい統計の教科書とかも読むようにしているんですが、こちらはどうしたって時間がかかりますね。まぁ、もともと数学をよく勉強している人にとってはそうでもないんでしょうが。まだまだ先は長いと思います。ただ、簡潔データ構造を勉強し始めた時よりは情報が揃っているんでやりやすいですけど。